損害保険 -LESSON03- 2022年7月11日 2022年7月12日 / 損害保険 / #お金の初心者Lesson、#損害保険、#火災保険 今回は以前ご紹介した損害保険の種類(自動車保険(任意保険)・火災保険・地震保険・海外旅行保険・傷害保険)の中から火災保険についてさらに詳しくご説明いたします!火災保険(家計部門の火災総合保険)は火災などの被害によって住居や家財に損害が発生した場合に保険金が支払われる損害保険です。 どこまで補償してくれるのですか? 火災保険の補償対象は「建物」と「家財」の2通りで一般的に建物・・・建物本体、門、塀、車庫、物置、設置済みのアンテナなど家財・・・建物内の家具・家電・衣服・貴金属・貨幣 などです。(保険商品によっては上記内容が補償対象に含まれていない場合もあります)火災保険の補償対象は幅広いですが、ひとつの火災保険で「建物」と「家財」の両方が補償される訳ではありません。保険商品によって変わりますが補償対象は「建物のみ」「家財のみ」「建物+家財」の3パターンに分かれています。 うちはオール電化なので滅多に火事にはならないと思うのですが火災保険は必要ですか? 火災保険は「火災」保険という名称から火災が原因の損害だけと思われがちですが、自然災害(風災や水災)や盗難などの損害も火災保険は補償します! 火災保険の保険金の支払件数は火災によるものが2019年度は6,724件、自然災害によるものが528,333件となっています。(参考:火災保険・地震保険の概況)。 つまり火災保険は住まいの様々なリスクに備えるための保険なのです。 ちなみに火災の原因は漏電や電源プラグとコンセントの間にほこりがたまって火災になったりする電気が原因の火災もあり得ますのでオール電化の場合も火事には注意してくださいね。 それでは自然災害も含めてどこまで補償してもらえるのでしょうか? 大まかになりますが…火災、破裂・爆発、落雷、自然災害 (風災・雹災・雪災・水災)、盗難、物体の落下、破損・汚損、電気的・機械的事故などなど多岐にわたりますが各保険により補償範囲は様々ですのでよく保険内容を確認する必要があります。 地震や津波の被害も含めた火災保険もありますか? 地震や津波で起きた損害は火災保険では補償対象外となります。●火災保険対象外●・地震が原因の火災、建物の倒壊・火山の噴火が原因による火災・地震の影響で発生した津波による損害・戦争、紛争などの暴動が原因による建物の損害・津波が原因による建物の流失・損壊地震や津波に備えるには火災保険とセットで地震保険に加入する必要があります。「戦争、紛争などの暴動が原因による建物の損害」以外は地震保険でカバーできます!火災保険に加入している人のうち地震保険を付帯している人の割合は年々増加傾向にあります。(参考:グラフで見る!地震保険統計速報) 月々の保険料はどのくらいですか? coming soon