ライフステージごとにかかるお金
まずライフステージとは、「就職→ 結婚→出産→子育て→子どもの独立」など、人生の変化を節目で区切ったそれぞれの段階のことです。
ライフステージの変化により家族構成や家計の状況、または自分自身の健康状態・働き生き方が変わると思います。
それぞれのステージでどれくらいのお金が必要になるか考えたことはありますか?
ライフイベントは人それぞれ違いますのであなたの年代やライフステージ(生活の状況)に応じた資金計画をこのコラムを読みながら考えてみてください。
今回は40代のライフステージの一例を紹介します。
40代
\ 家族旅行 /
GW・夏休み・年末年始など家族旅行を計画するのはとても楽しみですよね。ただ4人家族の場合旅行費用はどのくらいかかるか考えたことはありますか?テーマパークの入場料4人分+車で行けば交通費は車1台分ですが電車やバスの場合は人数分+宿泊する場合は宿泊費4人分です。お子さんが小さいときは子供料金がありますがそれでも家族4人での旅行って思っている以上にお金がかかります。
せっかくの旅行楽しく満喫できるように日々の貯蓄が大切です。
\住宅ローン・維持費/
一般的に持ち家にかかる維持費は年間30〜40万円と言われています。
内訳は大きく「税金」「保険料」「修繕費」の3つに分けられます。
●税 金
・固定資産税…毎年1月1日の時点で建物や土地など固定資産を所有している人が支払う税金。毎年1回または4回に分けて支払う。金額については建物や土地などの不動産評価額によって決まる。
・都市計画税…都市開発のために行う計画事業や土地の区画管理事業のために徴収される税金。固定資産税同様毎年1回または4回に分けて支払う。
・自治会費…税金ではありませんが地域によっては徴収される。防犯パトロールやゴミ集積場の管理をはじめ、交通安全運動や防災活動、子ども会や老人会の運営など様々なことに使う。3,000円程度。
●保険料
・火災保険…火災や落雷・風災などで建物や家財に損害が起こったときに損害保険金を払ってもらえるという保険。住宅ローンを組む際に加入が必須。【火災保険の詳しい説明はコチラ⇒損害保険-LESSON03-火災保険について】
・家財保険…火災などが発生して家財がダメージを受けた際に損害額に応じて家財を買い換える損害保険金を出してくれる保険。(任意)
・地震保険…地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする火災や損壊などの損害に対して損害保険金を払ってもらえる保険。火災保険とセットで加入できる。
【地震保険の詳細はコチラ⇒損害保険-LESSON04-地震保険について】
●修繕費用
・水回り設備の修繕:100~200万円
・外壁修理・塗装:60~300万円
・屋根修理・塗装:40~200万円
・シロアリ駆除:15~20万円
・フローリング・畳張替え(1畳あたり):1~6万円
(参考:持ち家にかかる維持費についてイデアホーム)
\こども中学~高校・大学入学/
お子さんの部活動の費用や習い事、学習塾などさまざまなお金がかかります。
「やりたいことをやらせてあげたい!」と思ってもお金のかかることなので前もって資金をためておくのが安心です。
●中学3年生学校外教育活動費
・スポーツ活動…2,700円
・芸術活動…1,500円
・家庭学習活動…4,200円
・教室学習活動…17,500円
(参考:ベネッセ教育総合研究所「学校外教育活動に関する調査2017」)
40代の資金計画のアドバイス
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50代
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